元MRの考察

MRから他業種(マーケティング関連)に転職を成功させた経験から、転職活動に役立つ情報を中心に発信しています。

【MRから転職】難しいと感じるポイント

過去、私はMR(医薬情報担当者)として、働いていましたが、転勤の多さや将来性という面から、MRから他職種に転職しました。その際に、理想としてあった年収や職種がありましたが、自身の年齢やスキルといった点で難しいと感じるポイントがありました。

現在、他業種への転職を検討しているが、現実どうなものか知りたい方も多くいるかと思いますので、私の経験から紹介します。

悩み


 

 

MRから転職が難しい理由

他業種



最初に結論から言いますと、他業種への転職が難しい最大の理由は、「未経験」であるということです。当たり前のことですが、他業種ということは、現在の営業職として経験した以外の職種ということになるので、完全な未経験となるケースがほとんどです。

採用する際の大枠のお話をすると、大きく2つに分けられます。

  • キャリア採用:これまでの職務経験をそのまま活かせるため、現職の延長線上の職種として、これまでのキャリアを評価して採用する
  • ポテンシャル採用:他職種への転職は、主にこちらに当てはまり、現職のキャリアからその人の今後のポテンシャルを期待し、経験のない職種においてポテンシャルを評価して採用する

採用する側としては、その職種に対しては未経験であるため、実績のみでは評価はできません。そのため、これまでのキャリアからこの仕事で活かせるかどうかを判断するポテンシャル採用をする必要があります。

ポテンシャルでの評価となるため、キャリア採用よりも、未経験である他業種への転職は難しい状況です。特に、年齢が若いほどポテンシャルで、年齢が高くなるほどキャリアで評価されていくため、他業種への転職は20代のうちにと言われています。

 

MRの転職市場における価値

市場価値



転職市場における価値、つまり市場価値についてですが、MRはそれほど高くないというのが現実です。製薬業界でMRとして働いていると、高収入であり、医薬品情報を扱っているとなると、自身では高めに評価してしまう部分が多くありますが、実際には市場価値は高くありません。

その主な理由としては、「希少性が低い」ということです。

市場価値の考え方に、ホリエモンこと堀江貴文さんの多動力という書籍が非常に参考になりますが、価値の掛け合わせにより、希少性が増すことで市場価値が上がっていくという考え方です。

 

例えば、MRの中だけで、市場価値を考えたとすると、下記のようにAさん、Bさんがいたとしたら、市場価値はどちらが高いでしょうか。

  • AさんはGP担当(クリニック中心)で、プライマリー領域をこれまで5年間担当していました。
  • Bさんは大学担当で、オンコロジー領域を中心に5年間担当していました。

これは、簡単にわかると思いますが、Bさんですよね。掛け合わせで見ると、

  • Aさん:「GP担当」×「プライマリー」
  • Bさん:「大学担当」×「オンコロジー

希少性からしてもBさんのほうがMRとしての市場価値は高いということがわかります。ただし、この2つで比較するとBさんが評価される印象がありますが、大きい転職市場では希少性はあまり高くないと予想されます。

MRの中にとどまることなく、転職市場で見ると、MRは昨今の大型の早期退職や将来性から転職市場への流入が激しいため、希少性が薄くなっていることは言わずもがなです。

そのため、掛け合わせとして、色々な要素があるほど価値は高まっていくと言えるでしょう(転職を希望する職種等によるが)。

掛け合わせの一例とすれば、キャリアとしての側面では、営業実績やマネジメント経験等が挙げられ、キャリア外においては、統計解析ができる(学生時代に経験がある)やプログラミングを学んでいる等が挙げられます。

価値向上のため、何かしらのスキル等が身についていると評価が高くなると思われます。また、基礎スキルとして、EXCELPowerPointがありますが、MRはEXCELが弱いイメージがありますので、そのあたりが弱い方は強化しておく必要があります。

 

転職に向け、スキル向上をしておきましょう。いずれの職種にも活かすことができる部分として、ロジカルシンキングがありますが、そちらについてはこちらの記事でまとめております。

 

pikopikopun.hatenablog.com

 

 

MRから転職における年収の現実

現実

多くの場合は、年収が下がる職種がほとんどです。私も転職時は100万程度、年収が下がったことを経験しましたが、他業種に転職できることと今後の年収の上がりからも転職を決めました。

年収が下がることは、未経験であるということと、製薬業界の給与水準が高いことが影響しています。営業職のようなMRからの横展開できるような職種であれば、まだ横並びや増加が期待できることもありますが、それ以外の他業種では難しいと思われます。

他業種への転職ということは、未経験であることは避けて通れないかと思いますが、業界はなるべく変えずにということで、ヘルスケア関連を転職先に選ぶことが多く見られます。

その中でも、製薬業界に関連したエムスリーやエムスリーマーケティングへの転職が多く見聞きしますが、年収が下がりにくいため、選択されていると想像されます。しかしながら、コンサル出身者が立ち上げた会社となるため、コンサル独自のケース面接があったりなど、ハードルは少し高くなります

また、年収が下がらないかつ自身のキャリアとしてステップアップを目指して、コンサルティングファームを目指すことも少なからず聞くかと思います。ハードルは決して低くないですが、キャリアとしては得られるものは非常に多いと考えています。

もしご興味がある場合には、下記記事にまとめております。

 

pikopikopun.hatenablog.com

 

MRから転職することを選択できる/できないの最大のポイント

転職

最大のポイントは、現状からの変化を受け入れることができるかどうかです。転職には大きな環境の変化がつきものです。それは、もちろん年収も含め、これまでの環境からプラスになることばかりではないということです。

人は変化を嫌がる生き物であるため、基本的には変化が起きないように、時間をかければかけるほどその傾向が強くなっていきます。

そのため、なるべく早期に動き始め、適切な選択を進める必要がありますので、少しでも悩んでいるのであれば、転職サイトの活用や転職エージェントを利用することを勧めております。

基本的には、転職エージェントの利用は無料であるため、相談することで何か糸口が見えることもありますので、変化を恐れずに行動に移すとことが最初の一歩です。

 

pikopikopun.hatenablog.com

 

 

終わりに

私もMRから他業種への転職を経験しておりますので、難しさや不安といった部分も重々認識しています。しかしながら、他業種への転職をすることで、得られたことも多くあるため、ネガティブな要素だけではなく、長期的な目線ではポジティブな要素のほうが多いと考えています。

実際に、MRから他職種への転職したケースを多く知っていますが、いずれも活躍していますので、あまり不安ばかりにとらわれず、前向きに検討してみてはいかがでしょうか。

 

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